白血病の闘病記第15弾!もっとも辛い3週間編


先回の第14弾に続きまして、

(第14弾がまだの方はこちらからどうぞ

白血病の闘病記第14弾!全国からの応援編)

 

今回は第15弾!もっとも辛い3週間編です。

それではどうぞ。

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2014年 9月某日

会社のみんなから、

全国からの声援を大きな力をわけてもらいながら

私は移植にのぞみました!

 

。。。

 

で、いまさらなのですが、

あなたは『骨髄移植』、『造血幹細胞移植』と聞くと

どんな方法を想像しますでしょうか?

 

いわゆる、手術室に入っての「大手術」でしょうか?

それとも何か大きな機械をつかった、

何か特別な方法でしょうか?

 

ちなみに私が最初に『骨髄移植』という言葉聞いた時は

完全に前者の方でしたね。

もうすごい人数のスタッフに囲まれ、

全身麻酔で長時間におよぶ大手術みたいな。。。

 

だって骨髄って、『骨の中』にありますからね(汗)

 

骨の中に移植するとなれば

そんな想像もしてしまいますよね(>_<)

 

でも実際は

そんな妄想とはほど遠いほどものでした(笑)

 

なんていうか。。。

 

普通の輸血と大差ありませんww

 

骨髄といっても見かけは普通の血液なんですよねw

 

まぁここで実際の写真を載せればわかりやすいのですが、

血がダメって人もいるでしょうから一応やめておきます(汗)

 

で、その骨髄(造血幹細胞移植)なんですが

実は血液中に流すと、骨の中に勝手に付着して

自然と骨髄として機能してくれるようになる」という

超便利(?)な細胞なんです!!

 

なので大それた手術とか必要がないんですよ☆

 

とはいえ、さすがにいっきに入れるわけにもいきませんから、

機械をつかってすこーーーしずつ、

一晩かけてゆっくりと移植していくことになりますけどね。

 

心電図はつけているし、

やはり多少のものものしさはありましたが、

それでも手術室に入るようなことはありませんし、

普通に病室で行えました。

 

移植について詳しく解説してくれている動画がありましたので、

ご紹介しておきます。



ま、いずれにしても

移植している時はとくに体に負荷が

かかるようなものではありませんでしたね。

 

が、しかし

骨髄移植がそんな簡単に終わる治療なわけもなく(汗)

ここからが本当の苦痛の始まりでした(涙)

 

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28年間で一番の辛い3週間

移植後すぐに苦痛が襲ってきたわけではありません。

異常は徐々におきはじめました。

 

そもそも移植の影響の前に

放射線治療の影響が続いていました。

吐き気や嘔吐はおさまりつつありましたが、

今度は足や手の皮がめっちゃむけはじめたのです。

 

以前お話しした通り、放射線治療は

『被ばく』ですので、皮膚にも影響がでてきます。

症状にも時差があるようで、

このころになって皮むけが悪化してきました。

 

まぁ皮むけはまだいいにしても、

手足の『火照り(ほてり)』がだいぶ酷かったですね。

 

あなたも手足の火照りを体験したことはあるかと思います。

夏の夜、手足がやたらと火照って

寝るのに苦労したなんてことがあるんじゃないでしょうか?

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あれのもっと強い感じの火照りが常にあるのです。

たかが火照りではありますが、

『常に』となるとかなりしんどいものがありましたね(T_T)

 

そうこうしているうちに

毎度おなじみの『発熱』がはじまりました。

これは移植の影響だそうです。

 

これが、

これがつらい。。。

発熱には慣れているつもりでしたが、

それでもつらい。。。

 

38℃以上の高熱が毎日続くのです。

薬を使えばたいていの場合一時的に熱は下がります。

でも、それはあくまで一時的なんすよ。

下がったと思ったらまたすぐに熱が上がり始めます。

 

熱が38℃以上でる⇒

薬を使う⇒熱が下がる⇒

また熱が上がる。。。

これをずっと繰り返すのです。

 

だいたい12時間でこのサイクルを繰り返してました。

つまり一日のうちで2回も発熱していることになります。

 

ご存知の通り熱が上がると体が熱くなります。

体の倦怠感、ダルさがあります。

インフルエンザの時の高熱と同じような感覚です。

 

これが『毎日』なんですよ。。。

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さっきいったように放射線の影響で体の火照りもあります。

高熱も重なって

もやは全身が火照っているような状態なので

常にアイスノンを『3つ』も使用していました。

 

一つは頭、もう一つは火照っている足、

そして最後の一つは背中につかっていました。

 

当然私はベットで横になっていることしかできません。

でも、横になっているとベットと背中の間で熱が

こもってしまい、暑苦しくなってしまうのです。

 

これはこれでかなり辛いので、

その背中とベットの間にアイスノンを入れて、

身体を直接冷やして、しのいでいました(;´Д`)

 

さらに、膝関節までも異常がでてきました。

『肩こり』ならあなたも経験したことあると思います。

肩こりってひどくなると、肩が痛くなってきますよね??

 

それ似た症状が『膝裏』あたりに出てきたのです。

 

と、いってもちょっと伝わりにくいですかね?

 

試しに膝を曲げた状態で

『膝裏』を触ってみてください。

膝を曲げた状態だと「くぼみ」ができていますよね?

 

今度は足をしっかりと伸ばしてみてください。

するとさっきまでくぼんでいたはずの『膝裏』が

くぼみが消えて筋がしっかりと張っているのがわかるかと思います。

 

このあたりが尋常じゃなほどにコリだしたのです。

痛みが伴うコリなので、

気になりはじめるとどうにもなりません。

 

マッサージしようにも、

今ほどお話した通り、ひざを曲げた状態では

くぼんでしまうので、しっかりとマッサージはできません。

 

と、なると足を伸ばしてやるしかないのですが、

この状態だと

今度は体力の消耗が激しくなってしまいます。

 

おわかりかと思いますが、

この時の私はまともにマッサージをする体力なんてありません。

 

仕方なく看護師さんに頼みますが、

やってもらっても、またすぐにコリだすし

そもそもお願いするのも申し訳なくて

結局ただただ我慢するしかありませんでした。

 

睡眠に入ってしまえば楽なのでしょうが、

これらの症状のせいで眠ることができないのです。

身体は辛いのに、眠気もあるのに眠りにつけないのです。

 

なんとか眠りにつけても

高熱にうなされて起きてしまうこともありました。

 

すごーーーく暑い空間に閉じ込められて、

そこから出ることができなく、もがき苦しむ。。。

 

なんて夢を見ていたら、

ガバっと起きて、もう汗ダラダラだし

息はハーハーしてて、

ドラマのワンシーンのようになっていたことすらあります。

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それにこれだけじゃありません。

 

口の中がありえないくらい荒れます。

 

簡単にいってしまえば、

口の中全部が口内炎になるのです。

口内炎って普通は口の中の一部が白くなると思いますが、

それが口の中全体に広がっているような状態になります。

 

こうなってくると飲み食いは不可能です。

それどころかしゃべることすらできません。

下手に口を動かせば激痛が走ります。

 

いや、正確には動かさなくても十分に痛いのです。

 

口を動かすことができないので

コミュニケーションは筆談かジェスチャーでした。

 

痛みをおさえるために薬も投与してくれますが、

それでもおさまりません。

『医療用の麻薬』なんてのもありましたが、

それでも痛みはあり続けます。

 

そう、それが『常に』です。

 

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これらの症状が3週間ほど続きました。

本来であれば、この3週間は

ドナーさんに対する感謝の気持ちを

噛みしめながら過ごしたところです。

 

でも、第3弾でお話しした通り

高熱が続いたり、身体的に苦しい状態だと

人間は思考が停止しやすいようで、

『ただただ耐える』、『ただただ我慢する』

といった日々を送ることになりました。

 

ここまで、『毎日』とか『常に』という言葉が

何度かでてきましたが、

たぶんこれらが『毎日』や『常に』でなければ、

私の中では『ちょっと大変な3週間』

といった印象で終わっていたかもしれません。

 

でも、『毎日』なんです。

『常に』なんです。

 

しかも、これらの症状は一部です。

他の細かい症状もあげはじめたら

ちょっとキリがないくらいです。

 

いわゆる『身体的苦痛』というものを

全て体験したかのように思えました。

 

私の病室は11階で

入院病棟としては最上階になります。

夜になると窓の外に

パチンコ店のキレイなネオンがうつります。

車が行き交うライトも見えます。

 

ただただ耐え、ただただ我慢して、

思考は停止しているにもかかわらず

外を眺めていたら、勝手に涙が流れてきました。

 

身体的な意味でいえば、間違いなく

『28年間で一番辛い3週間だった』

断言できる期間でした。

 

さて、15弾はここまでにしたいと思います。

次回はようやく症状が軽くなっていきます。

 

続きの第16弾はこちらかどうぞ

白血病の闘病記第16弾!移植に対する思い編

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