急性心筋梗塞(きゅうせいしんきんこうそく)は
心臓性急死の重要な病気の1つだと言われています。
急性心筋梗塞の死亡率は13~20%とかなり高い数値です。
患者数は30代から、年齢とともに増加して、
男性では60代でピーク、女性では70代でピークとなっています。
しかし、近年では20代でも発症、死亡報告が
確認されいるようです。
この急性心筋梗塞は心筋梗塞が急に起こった症状をいうわけですが、
心筋梗塞とはどのような状態をいうのでしょうか?
心筋梗塞とは(すごく簡単にいうと)
心臓にある血管が詰まってしまって、
心筋(心臓の筋肉)に栄養や酸素が行き届かなくなり、
心筋が壊死してしまった状態をいいます。
ちなみに血管が詰まっても、
壊死まで至らないケースを「狭心症」といいます。
血管が詰まる=梗塞なので、
心筋梗塞というわけですね。
なので脳の血管が詰まることを、「脳梗塞」と言うわけです。
心筋梗塞の予防
動脈硬化(どうみゃくこうか)
(動脈の壁が、コレステロールや中性脂肪などによって、
厚くなり、硬くもろくなってしまうこと)
が直接の原因だと言われています。
ということは
「動脈硬化の予防=心筋梗塞の予防」
ということになります。
動脈硬化を予防するには生活習慣の改善が
とても重要です。
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「生活習慣の改善」という言葉が出てきましたが、
これは僕にとっても、耳が痛くなるフレーズです…(笑)
なぜ20代での発症率が上がってきたのか、
これで、だいぶわかってきましたね。
以下が生活習慣を改善するのに必要な項目です。
- 禁煙
- バランスのとれた食事
- 減塩
- 脂肪、コレステロールを取り過ぎない
- 野菜、魚を食べる
- 肥満を解消する
- 飲酒は適度にする
- 有酸素運動をする
- ストレスを減らす
これらが、メインの項目になってきます。
20代を含め、現代人に必要とされている
ことばかりですね。
ようは身体に悪いことをやめて、
身体に良いことをしなさい。
と、いうことです。
おわりに
え~…
僕は現在20代ですが、
項目を見る限り
かなり、マズイです…
ちなみに動脈硬化は自覚症状がありません。
なので、「今は何もないから…」
と、油断は禁物です!
もちろん僕も含めですが(笑)
先ほどもお話しましたが、
死亡率の高い怖い病気です。
あなどってはいけません。
少しずつでもかまわないと思います。
生活習慣を見直していきませんか?