白血病の闘病第8弾に続きまして、
(先回の第8弾はこちら⇒白血病闘病記第8弾!最大の苦悩編)
今回は素晴らしいスタッフ編です!
それではどうぞ!
2014年 3月
先回、お話しした通り、
私と彼女は大きな大きな決断を下しました。
決断を下しはしましたが、
やはり不安はありますし、
不妊になることをお世辞にも
前向きに捉えることは難しかったです。
ただ、治療だけはすごく順調でした。
『命が助かるだけまし』
と言われれば、それまでですが、
まぁ人間とは欲張りな生き物ですからね(;´・ω・)
そんな私の様子を病棟スタッフの皆さまは
よく理解していてくれていました。
今回はそんな素晴らしいスタッフのお話しを
しようかと思います。
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主治医の岸先生
まず、この方のお話は
しておかなければなりませんよね!
私が移植に対して、不安な気持ちがあることを
知っていた岸先生は、
移植に対するあらゆる情報を私にくれました。
私がこうやってパソコンをいじってるところを見て、
わざわざ移植に関する動画を探してきてくれたり、
移植に詳しい先生にわざわざ連絡をとってくれたりして、
一生懸命に対応してくれているのが、
すごく伝わってきました。
親身になって話しをしてくれて、
たくさんのディスカッションもしました。
私のために多くの時間を使ってくれたと思います。
(以前、お話しましたが、
岸先生の正月休みは私のせいで消滅しています(苦笑))
本当に素晴らしい先生です!
これまた以前にお話ししましたが、
岸先生の名言があります。
『患者さんは僕にとって作品なんだよ』
それくらい患者のことを大切に思ってくれている
先生なんです(^^)
良い先生にめぐり合えて本当に良かったです☆
あ、そうそう!
ちなみに岸先生はあのiPS細胞の開発に携わった
スタッフともお知り合いとのことです。
けっこうすごいですよね(@_@)
最高の看護師さん
この方についても
当然お話ししておかなければなりませんね!
あ、念のためことわっておきますが、
どの看護師さんも素晴らしかったですよ!
いろんな看護師さんがいて
いろんなエピソードもありました。
でも、全部語るとちょっとキリがないので、
代表してこの『最高の看護師さん』のお話ししたいと思います。
以前私はこんな記事を書いたことがあるのですが
ここでは私が『神』と崇めている看護師さんが、
今回、お話しする看護師さんになります。
ご本人に許可をとっていないため、
お名前に公表ができませんが、
とにかく素晴らしいです!
キングオブ看護師です!!
てか神です(笑)
ここまでの白血病闘病記シリーズでも、
その素晴らしさを度々お伝えしてきた方です。
患者の立場からしたら、
非の打ちどころがないといった感じでしたね。
そして、
それくらい素晴らしい看護師さんになってくると、
当然、出世もします!!
別の病院に転勤して、
手術室の『看護師長』を務めることになっていました。
私個人からしたら寂しい部分はありますが、
やはり一人でも多くの人に優しさと勇気を与えてほしいなと
私は思っていました。
転勤日が近くなったある日、
その看護師さんが私のところに、
お別れのあいさつをしに来てくれました。
会話の最後に
私が移植に対して不安に思っていることを
知っていた看護師さんは
こんな言葉を私に投げかけてくれました。
『雄太君、岸先生も、看護師のみんなも、
一生懸命に雄太君のことを考えてくれているよ!
みんな雄太君の味方だからね!大丈夫だよ!』
これを私の両手をギュッと握りながら、言ってくれたのです。
私はおもわず涙が出てきました。
『人の温かさ』というものを実感し、
嬉しくて、『感謝』の気持ちがこみ上げてきました。
看護師さんが退室した後も、
私はしばらく『感謝の涙』を流していました。。。。
それからの私は不安を捨てました。
看護師さんからの言葉でふっきれたのかもしれません。
ここでまた『思考は現実になる』ということを思い出しました。
第5弾で
『病気が治り、元の生活に戻っている自分をずっと想像しました。』
と書きましたが、
ここからはちょっと変わってきて、
『彼女と結婚して、子供と一緒にいるシーン』
を想像するようになりました。
当然病気は治っています。体も健康です。
彼女が子供を抱いていて3人で笑ってます。
子どもの顔はしっかりと見えませんが、
なぜか男の子だと思っていました。
そんなことをずっと想像するようになっていました。。。
さて、第9弾はここまでにしようと思います。
次回は、ついに!ついに!
抗がん剤治療の終わりを迎えます!
第10弾はこちらからどうぞ