「ゆとり世代」、「さとり世代」に対して、
あなたは、どのようなイメージを持っていますか?
ま、正直なところ、あまり良い印象を持っている人は
少ないかもしれませんね。。。
でも、「ゆとり世代だから」とか「さとり世代だから」と
全てを決めつけてしまうのは、全くもって良くありません。
そんなわけで、
この記事では、「ゆとり世代」、「さとり世代」について
お話したいと思います。
ゆとり世代とさとり世代は違うの?
基本的に、ゆとり世代とさとり世代に、
大きな違いはありません。
サイトによっては、いろいろと「さとり世代」の定義らしき説明を
してくれているところもありますが、
結局のところ、「ゆとり世代の特徴」=「さとり世代の特徴」です。
ゆとり世代=さとり世代と思ってもらって、問題ありません。
「さとり世代」は平成になってから、「ゆとり世代」
と呼ばれたくない若者が、自ら作った名称です。
「さとり世代」の名前の由来も、いろいろありますが、
要はゆとり世代の特徴の一つである
「堅実で高望みしない、さとりきったような人」
と、いったところから来ているようです。
ま、たしかに「ゆとり」と呼ばれるより、
「さとり」と呼ばれた方が、気分が良いですもんね。
ちなみに、ゆとり世代、さとり世代ともに
ゆとり教育を受けた年代になるので、
1987年4月2日~2004年4月1日生まれの人たちが
一般的には、当てはまるといわれています。
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ゆとり世代、さとり世代の特徴
世間では、若者に対して
様々なイメージや噂がありますが、
たいていは、悪いものばかりですよね?(汗)
例えば、こんなイメージを持っていませんか?
- 注意されるとすぐめげる(打たれ弱い)
- 言われたことしかやらない
- 失敗を極端に恐れる
- 礼儀がなってない
- 常識の範囲の知識がない
- 恋愛に消極的(いわゆる草食系)
- すぐ他人のせいにする(自分の非を認めない)
- 責任感がない
まだまだ、あるかもしれませんが、
いろいろな質問や感想を見る限り、
このような意見が多いですね。
たしかに、このような点は
ゆとり世代、さとり世代の特徴といえるでしょう。。。
実際、僕もそのように思うことはあります。
知人の看護師からも、話を聞いたのですが、
その看護師もやはり、ゆとり世代に対して、
「打たれ弱い」とか「すぐ落ち込む」
といった印象を持っていました。
また、他の世代と比べて、平均的な学力の低下も
認められていてます。
そのうえ、
「成績の良い人はとにかく良いけど、悪い人はとにかく悪い」
と、いった「2極化」も進んでしまったのが現実です。
ここで、動画を一つ、ご紹介しておきます。
内容はよとり世代、さとり世代の言動についてですが、
個人的には、なかなか衝撃的な内容でした(笑)
と、ここまでの話だと、ゆとり世代、さとり世代の
悪口になってしまっていますが、
もちろん長所だってあります!
ゆとり世代、さとり世代は以下のような
傾向があるようです。
- 伝統文化の価値の重視する
- 無駄遣いしない
- 集団での危険行為の減少(暴走族など)
- 運動能力が比較的高い
調べてみると、こんなところですね。
中には「長所はない」なんて、
酷い意見の人もいましたが、
さすがに、そんなことはありませんよ!
ただ、明らかに、長所の項目より
短所の項目の方が多かったですけどね。。。(汗)
でも、こうなってしまったのは
全て「ゆとり」という教育が悪かったのでしょうか?
全て、政府のせいなのでしょうか?
下でこの点について、お話していきます。
ゆとり教育のせいにしてはいけない
そもそもなんですが、
いつの時代も、「若者は否定される立場」にあります。
ゆとり世代、さとり世代に限らず、
バブル世代やその前からも、若者は否定され続けてきました。
だって、「これだから、最近の若者は」って言葉は
いつからあったと思いますか?
完全に若者を否定している言葉ですが、
この言葉は最近になってから、できた言葉ではありませんよね?
少なく見積もっても、30年以上前からあったと推測されます。
なので、今はゆとり、さとりと騒がれていますが、
若者(特に時代の変わり目)は、否定されて当然ということです。
人間は環境の変化を基本的に拒みます。
結果、新しい文化や風習も拒みます。
これは心理学の部門で、すでに証明されています。
つまり、ゆとり世代、さとり世代が否定されているのは
こういった人間の心理も、
多少は影響していると、考えられるわけです。
ただ、そんなこと言っても、
マナーの悪さや、良識の少なさは困りますよね。。。
でも、それを全て、国や政府のせいにしていませんか?
「ゆとり教育」が全て悪いと思っていませんか?
たしかに、平均学力の低下はありました。
成績の2極化もすすんでしまいました。。
この部分は、問答無用で国や政府のミスだと言えるでしょう。
でもですね。
マナーや良識の部分は違います。
なぜなら、この部分は学校で教えるものではなく、
「家庭」で教えるものだからです。
家庭での教育をしっかりしなかった
「父親、母親に大きな責任があると」ということですね。
かなり厳しいようですが、
「今、ゆとり世代やさとり世代を否定している
他の世代に大きな責任があった」
と言い換えることも、できてしまいます。
あと、あたり前の話ではありますが、
ゆとり世代、さとり世代の人達全てが
マナーや良識に、欠けているではありません。
若者でも、立派な人は本当に立派です。
最初からゆとり世代だから、さとり世代だからと
決めつけや偏見で、見るのではなく、
しっかりと1人の個人として向き合ってください。
評価を下すのは、それからでも遅くないはずですからね。
まとめ
今、お話した通り、
偏見や決めつけは、よくありませんよね。
「ゆとり世代、さとり世代の人間」
として、見るのではなく、しっかり個人として向き合いましょう。
評価はそれからです。
実際に、「ゆとり世代、さとり世代だから」という理由で
偏見や決めつけをうけて、
悩んでしまったり、憤りを感じてる若者も少なくないようです。
あと、この記事を読んでいる若者に伝えたいのですが、
もし職場でそのような偏見をうけた時は、
仕事の実績や態度で示しましょう!
仕事とは、なんだかんだ言っても、
結局は「結果が全て」です。
しっかりと結果と態度を示していれば、
きっとあなたを見る周りの目も、変わってきますよ。
先輩も後輩も、互いに信頼し合える関係を築けるの一番ですよね。
後輩を指導する立場の人も、先輩と向き合いたい人も
状況は、あなたのちょっとした、
考え方や態度で変わるかもしれませんよ(^o^)
PS:最後の方はゆとり世代、さとり世代を弁護する
内容になっていますが、残念ながら
「どうにもならない若者」がいるのも事実です。
職場で、
「若者の指導を任されたけど、どうしていいかわらない!」
と、いう人もいるかもしれませんね。
そんなお手上げ状態の人は、
新人研修のサービスを、提供している会社もありますので、
そういったところを、利用するのも良いかもしれませんね。
「新人研修」で検索すると、何社か表示されますので、
一度検討してみては、いかがでしょうか?