白血病の闘病記第4弾!逆転への兆し編


白血病闘病記、前回の第3弾に引き続きまして、

白血病の闘病記第3弾!治療開始編!

今回は第4弾、逆転への兆し編です!

それではどうぞ。

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2014年 正月

ただ痛い、ただつらい、ただ苦しい。。。

体調が少しマシになれば、

脳裏には

『なんでこんな薄い確率なのに俺が発症するんだろう。。。』

『怖い、数か月後、自分がどうなっているんだろう。。。』

なんて思いがうかぶ。。。

 

答えなんてでませんので、負の無限ループです。

 

先回お話した通り、そんなことを数日間繰り返していました。

世間は新年を迎えていますが、

私にとってはなんの興味も湧きませんし、

そもそも『新年という意識』すらありませんでした。

 

そんなある日の早朝。。。

ついに負の無限ループが終了する時がやってきます。

 

私はいつも通りのループを繰り返していました。

『なんでこんな薄い確率なのに俺が発症するんだろう。。。』

『怖い、数か月後、自分がどうなっているんだろう。。。』

 

しかし、この日はちょっとだけいつもと違っていました。

 

あまりに負のループを繰り返したせいか、

それにプラスして、

今度は『自分が死ぬ瞬間』をイメージするようになったのです。。。。

 

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そのイメージとはこんな感じです。

 

まず、自分はベットに横たわっています。

呼吸は弱く、熱もあって息苦しい感じです。

 

呼吸器のようなものをつけられ、

周りには機械や点滴がたくさんあって、

機械の警報音のようなものも聞こえます。

 

視界はボヤけていますが、

周りには何人かの人が見守ってくれているのがわかります。

なんとかよく見えれば、表情もうかがえます。

 

左側には先生がいて、その後に看護師さんが立っています。

二人とも深刻な顔をしています。

 

目線を足元のベット下に移すと、そこには弟がいて

とても切ない顔をしています。

 

今度は右側に移します。

そこには彼女と母親がいて、もう涙目になっています。

何かこちらに話しかけようとしていますが、

うまく聞き取れません。

それほど、体が衰弱しきっています。

 

口を動かす体力は残っていませんが、、

心の中で『ごめん、ごめん。。。』

と繰り返していました。

 

 

そして、いよいよ。。。

 

 

意識が遠のき、呼吸がとまろうかという時、

彼女と母親が苦痛ともとれるような叫び声をあげ、

大粒の涙を流す姿が遠のいていく。。。

 

・・・

 

という場面を想像した瞬間!

 

私の中に一つの強烈な感情が生まれました!!

 

それは

『こんなの嫌だ!!』

でした!

 

この27年間、かつて思ったことがないほどに、

『死にたくない!!』と強烈に思いました!!

 

ただのネガティブな『死にたくないよ~』ではありません。

『死にたくない!!!』

『死ねない!!!』

『死なない!!』

『生きる!!!』

といった力強い感情が急激に湧き上がってきたのです!!

 

ネガティブな想像もそこで終わりました。

想像から離れ、現実に戻ります。

 

たしかに体は弱っています。

でも

『心だけは誰にも負けない』

そんなことを自負するくらい、

強い感情を実感する事ができました。

 

まるで何か会得したような、

まるで何を極めたような、

とても清々しい気分でした。

 

今、思えば、

この時から『何か』が動きはじめたのだと思います。

まさに『逆転への兆し』が垣間見えた瞬間でした。

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2014年 正月 午前

繰り返してきた自問に答えが出たわけではありません。

でもこの時、答えなどもうどうでも良くなっていました。

 

『ただ生きる!!』

『何がなんでも死ぬわけにはいかない!!』

『生きるんだ!!』

そんな思いが思考を支配していました。

 

私の担当先生は岸先生という方なのですが、

だいたい岸先生は午前中に病室に来て、

私の様子をうかがい、話をしてくれます。

 

この日、私は今の気持ちを岸先生に話しました。

『俺は死ねないんですよ!!先生!!

絶対に、何が何でも、死ねないんです!!

そういった気持ちで治療に望みます!』

 

こんな話をしていると先生はうなずきながら、

『それでいいんじゃないでしょうか』

と優しく言葉をかけてくれました。

 

この岸先生という方は

とても優しくて、とても患者思いの先生でした。

岸先生がよく言っていた名言があります。

 

『僕にとって患者さんは、作品なんだよ』

 

それくらい患者さんを大切にする先生です。

当然、信頼できる先生でした。

 

後で聞いた話ですが、

私が入院したのが年末だったので、

岸先生の年末年始のお休みが全て消し飛んでしまったようです(汗)

この場を借りて、

先生ごめんなさい。

でも、本当にありがとうございます(^^)

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この時(入院から3日後)の私の状態について

さて、先生に宣言もしたところだし、

気持ちは晴れやかで、

やる気に満ちた熱血状態に入っています。

 

治療へも前向きになっているわけなんですが、

このあたりで、私の『身体的状態』についても

少しお話ししておこうかと思います。

(ここまでは内面的な内容ばかりでしたからね)

 

とりあえず、治療としては

『抗がん剤投与』の真っ最中であります(苦笑)

 

ただ、副作用は思ったほどではありませんでした。

TVや映画などは、抗がん剤の副作用で

七転八倒している様子が映し出されることもありますが、

そうでもありません。

 

先生に『副作用が思ったほどではない』

と話すと

『最近の吐き気止めはかなり強力だからね』

という回答でした。

 

とはいえ、

さすがに全く問題ないということはありませんでしたけどね(苦笑)

 

ちょっとした嘔吐や

胃のムカつき、もたれ、食欲不振などはありました。

それでも『想像以下』であることには

変わりありませんでしたので、

この点には助けられましたね。

 

頭痛がある時もありますが、

輸血を受けると、症状は軽くなりました。

 

第3弾でもお話ししましたが、

白血病の治療は本当にたくさんの薬を投与します。

抗がん剤、吐き気止め、その他いろいろで、

点滴スタンドに5~6袋くらいの薬が

ぶら下がっていることがあります。

 

点滴用の機械だって設置されます。

点滴も24時間繋がった状態で、

正直身動きはかなり取りずらいです。

 

鎖骨下にカテーテルが入っているため、

寝返りもうまくできず、慣れるまで違和感だらけでした。

 

トイレに行く時も、

いちいち機械のコンセントを抜いて、

かさばるスタンドを引っぱって行かなければなりません。

ただ、移動範囲は病室内だけなので、

移動距離自体はかなり短いですけどね。

 

第2弾でも少しふれましたが、

私のいる病室(個室)は『準無菌室』といったところになります。

読んだ字のごとく『無菌』なので、

菌が少ない(ホコリの数が少ない)、

すごく衛生的な部屋ということになります。

(正式な定義は少し違うのかもしれませんが、

簡単に言ってしまうと、こんなところだと思います)

 

『準無菌室』よりさらに衛生的な部屋が

『無菌室』というわけですが、

これは骨髄移植をする際などに利用する病室になります。

 

映画やテレビを見ていると、

ビニールのカーテンが設置されいるイメージがあるかと思いますが、

私の病室にはそういったものはありませんでした。

見かけは普通のシャワー付き個室って感じでしたね。

 

じゃあどこが普通の病室と違うのかといいますと、

それは『空調』になります。

特殊な専用の空調が備え付けられ、

キレイな空気を常に私に提供してくれていました。

(見かけは普通の天井エアコンと大差ありませんが笑)

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で、おわかりかと思いますが、

白血病の治療中は基本的に準無菌室からは出れません。

免疫が落ちているので

菌やウィルスの影響を受けやすくなってるからです。

 

そうなると食事にも制限がかかってきます。

免疫が落ちているということは、

食中毒もおこしやすくなっているわけですからね。

刺身や生野菜などの生ものは

食べることはできませんでした。

 

24時間、ずっと同じ部屋で同じ景色を見ながら、

満足のいく食事も食べれずに過ごさなければなりませんした。

 

と、いうか抗がん剤んの影響で

味覚がおかしくなっていて、

美味しく感じることも少なくなっていました。

 

で、そんな生活をしていると、

一つ大きなことに気づきました。

 

それは『今までの自分がどれだけ恵まれていたか』とうことです。

 

美味しくご飯を食べるれることが当たり前だと思っていました。

どこにでも行けて、問題なく仕事をして、

なんでもこなせるのが当たり前だと思っていました。

生きることが当たり前だと思っていました。

 

そういった当たり前のことが

どれほど幸せなことで、

奇跡的なことだったのか実感することができたのです。

 

そんなことを感じはじめたら、

『生きる』といった感情の他にもう一つ感情が生まれきました。

 

それは

 

『感謝』です。

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ありとあらゆるものに感謝できるようになっていきました。

病院のスタッフ、家族、彼女はもちろんのこと、

自分の携帯やパソコンなど『物』にまでも

感謝できるようになったのです。

 

自分がいかに『感謝すべきもの』に囲まれているか気づいたとき、

ここでもまた清々しく、

まるで世界が広がったような感覚を味うことができました。

 

いわゆる『アハ体験』ってやつですね!

素晴らしい体験でした!

 

 

さて、第4弾はここまでにしたいと思います。

次回第5弾は、

さらに私を後押ししてくれる事態がおきます。

第5弾はこちらからどうぞ

白血病の闘病記第5弾!世界は希望で満ちている!

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4 Responses to “白血病の闘病記第4弾!逆転への兆し編”

  1. hiro より:

    初めまして、hiroと申します!アフィリエイトの参考にと色々巡回していたところ、このサイトにたどり着きました(*’ω’*)

    そしたら大変な記事が!
    白血病との闘いの厳しさ、ぼんたさんのお気持ちなどなにもわかっていない自分ですが、陰ながら応援させていただきます!
    次の記事も楽しみにして待っております!

    • bonta より:

      コメントありがとうございます!
      暖かいお言葉に感謝です(^^)
      次回も読んでい頂けたらうれしいです☆

  2. あにまーる より:

    今回も非常に面白く、感慨深いものになりました。
    感謝、素晴らしいですよね。
    私も意識しています。まだまだですが^^

    また楽しみにしております^^

    • bonta より:

      ご連絡、ありがとうございます!
      しかもお褒めに頂きまして、
      恐縮であります!!

      『感謝』はとても大切ですよね。
      普段忘れてしまいがちですが、
      たまに思い出して
      『いかに己が感謝べき人やものに囲まれているのか』
      を実感すると、世界が広がりますね(#^^#)

      なんて言いつつも自分もまだまだですが(笑)
      次回も読んで戴けたら嬉しいです(^^)

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