日本は今、まさに、超高齢化社会にあります。

ちなみに超高齢化社会は

総人口に占める65歳以上の割合が21%以上であることです。

超高齢化社会であれば

当然、福祉や医療の分野は注目をあびますよね。

今回はその福祉や医療の分野から

訪問看護について、お話させてもらおうかと思います。

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訪問看護の役割

訪問看護とは

文字通り、看護師が自宅を訪問してくれるわけですが、

主な仕事は以下の通りになります。

 

  • 入浴や排泄の介助
  • リハビリの指導
  • 床ずれの防止や治療
  • 医療機器の管理
  • バイタル(血圧、体温、脈拍)の測定。状態の観察
  • 日常生活のアドバイスや指導
  • 身体の清拭(*)

(*)患者などの身体を、タオルなどで拭いて、きれいにすること

 

上の項目を読んでもらうとわかりますが、

訪問看護師に要求される分野は多いです!

リハビリや生活指導など、

本来専門性が必要とされるものまで含まれています。

 

また、家族とのコミュニケーション能力も必要とされますし、

緊急時には、その場での判断能力も問われます。

つまり、広い知識と高い専門性が求められるわけですね。

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訪問看護はその広い知識と高い専門性を持った看護師が

わざわざ自宅に来てくれるサービスです。

サービスを受ける側にとって

とても重要な存在だといえるでしょう。

 

さて、そんな重要な役割をしている

訪問看護ですが、サービスを受ける際には

医療保険介護保険のどちらか

一方で適用することができます。

(保険を使わなくても利用可能ですが全額自己負担です)

保険を適用し、

訪問看護を利用するためには

どのようにすればよいのでしょうか?

介護保険の場合

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一般的には、こちらの保険の方を、利用する方が多いです。

なぜなら介護保険の要介護認定で要支援、要介護と認定された方は

介護保険を優先的に利用するように、

制度上決められているからです。

 

訪問介護を必要とされている方は

他の介護サービス(通所介護や訪問介護)も

同時に利用したい方が多いため

介護保険を申請して、要介護認定を受けてから

訪問看護を利用しています。

 

この要介護認定を受けるためには

市町村の窓口に申請する必要があります。

また、介護保険は医療保険に比べて自己負担額が少ないという特徴があります。

(介護保険は原則1割負担、医療保険は1~3割負担)

医療保険の場合

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介護保険には月間支給限度額があるのですが、

この医療保険には支給限度額はありません。

重い病気や症状の方は医師が必要と認めてくれると

医療保険の訪問看護をうけることができます。

 

どちらの保険も同時利用できれば良いのですが、

先ほども申し上げた通り、

介護保険と医療保険の訪問看護を同時に利用することはできません

 

もし自分の父親、母親

もしくは祖父、祖母の介護でお悩みの方は

まず最初に市町村の窓口へ相談にすることを

おすすめします。

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