先回の第11弾に続きまして、
(先回がまだの方はこちらからどうぞ
今回は第12弾、結婚編です!
それではどうぞ!
2014年 8月下旬
彼女の妊娠が確定し、喜びいっぱいです!!
希望に満ちています!!
私の母親にも翌日にすぐ報告しました。
目に涙を浮かべながら喜んでくれました。
もう飛んで跳ねるほど喜んで、
テンションが上がりすぎて、何を言ってるかよくわからなかった
という記憶があります(;^ω^)
母親もよく
『孫がほしい~孫がほしい~孫がほs。。。。』
と呪文のように言ってましたからね(笑)
思うところはたくさんあったんだと思いますが、
孫の顔を見せてあげることができるので、
その点は本当に良かったです。
しかし、こうなってくると当然あちらの親御さんに
ご挨拶をしなければなりません!
そう!
結婚のご挨拶です!
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2014年 9月上旬
私が入院したのは8月の下旬ですが、
最初の3週間はただの検査入院のようなもんなので、
検査の合間を縫って自宅に帰ることはできました。
2~3日に一回は帰れたように思えます。
あ、それと先回お話ししましたが、
骨髄移植は他の病院でやることになったいたので、
岸先生のもとから離れ、
この時は別の病院に入院しています。
私個人の意見としては、
その病院名や新しい主治医の先生も公表して、
お話しを進めていきたいのですが、
それは骨髄バンクからNGが出ました。
理由は
『移植者や骨髄提供者を守るため』ということでした。
超簡単に言ってしまえば、
『大人の事情』
ってことになるのかもしれませんが、
まぁそこらへんはご容赦ください。
そういったルールになっているそうなんです。
さて、そんなわけで、
検査入院中の9月某日、
相手のお父さんにご挨拶に行くことになりました。
もちろんこっちは緊張しています。
けっこうな緊張っぷりです。
それこそ、
私は白血病でこれから治療に向かう身です。
親御さんからしたら、
当然不安や心配もあるはずです。
ただ、事前の彼女からの情報で、
妊娠がわかった時に親御さんは喜んでくれていた
と聞いていたので、その点は安心しまた。
それにお父さんはとても優しい人だし、
いわゆる『かたい人』でもないとも聞いていました。
彼女も『全然大丈夫だから!』
と言っていましたが。。。。
やはりこちらとしては身構えてしまいます。
私は失礼のないようにと
最善をつくて、しっかり気を引き締めてご挨拶にのぞみました。
ご挨拶
さて、いよいよその時がやってきました。
お父さんのいる部屋の襖を開けます。
『失礼します』
と、言って入室したような気がしますが。。。
正直、緊張しすぎて覚えていません(笑)
緊張しすぎてどう挨拶したかも
よく覚えていませんが、
『とにかく失礼のないようにしよう!』
と心がけていた私は、
もうガッチガッチのカッチンコッチンの
まるで氷山の塊のようなおかたーーーい、
挨拶をしてまった記憶があります(-_-;)
そんなかたい話をした後に、
正座をしながら頭をさげてしっかりと
『娘さんと結婚させてください』
と言いました。
お父さんは
『いいんじゃない』
とにこやかに答えてくれました。
『え?だいぶあっさり(´・ω・`)』
といったのは私の正直な感想でしたが、
まぁ彼女から散々、
『大丈夫だから』と言われていましたからね。
と、いいますかよく見ると
なんだかお父さんも緊張してるっぽく。。。
『俺もはじめてだから、どう言っていいか。。。』
と言ってました。
やはり私がかたくやりすぎたせいで、
逆にお父さんの方が
どうしていいかわからなくなってしまったようです(;´・ω・)
後で彼女に言われたのですが
『あんな真面目にやらなくてよかったよ』
と言われてしまいました(汗)
まぁ彼女もそうなんですが、
やはりお父さんも口数は多い方ではありません。
優しく見守ってくれるているような人です。
本当に優しい人です!
お父さん、この場を借りて
あの時はすみませんでしたm(__)m
そして、こんな私にも関わらず、
娘さんとの結婚を認めてくれて
ありがとうございます(T_T)
2014年 9月11日
役所に彼女と婚姻届けを出しに行きました。
ここで彼女は妻になり、
私達は夫婦になりました。
妻の名前は愛実(あゆみ)です。
愛実、こんな病人と結婚してくれてありがとう。
ケンカもしたし、いろいろあったけど、
それでもこんな自分を選んでくれてありがとう。
奇跡の子を妊娠してくれてありがとう。
この時は
なんか恥ずかしくて口には出せませんでしたが、
そんなことをずっと考えいました。
そして、その気持ちは今もかわりません。
感謝です。
さて、それでは第12弾はここまでにしたと思います。
次回は第13弾から本格的な治療が再開します。
しかし、
この治療が壮絶を極めるものとなるのでした。。。
続きの第13弾はこちらからどうぞ