福沢諭吉の『学問のすすめ』より、名言を現代語訳でご紹介


『学問のすすめ』

一万円札で有名な、福沢諭吉が書いた論文です。


1872年から1876年に書かれ、

当時(明治)の若者に、大きな影響を与えたようです。

しかも、売上部数は。。。

 

な、なんと、200万部!!

 

まさに大ベストセラーですね!

こんなに売れたわけですから、

その中には、まさに「名言」と呼ぶにふさわしい

フレーズもあります。

 

と、いうわけでこの『学問のすすめ』の中から

福沢諭吉の名言を、ご紹介したいと思います。

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天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らず

「学問のすすめより」

この言葉は、あまりに有名ではないでしょうか(笑)?

 

福沢諭吉を知らなくても、

学問のすすめを知らなくても、

「この言葉だけは、聞いたことがある!」

と、いう人もいるかもしれませんね。

 

実のところ、学問のすすめは、

いきなりこの一文から始まります。

 

明治は士農工商という身分制度がなくなり、

四民平等とされた時代です。

まさに「人間の平等」を表したこの一文は、

当時の人の心を、鷲掴みにし、

新しい時代の訪れを、再認識させたのかもしれません。

 

ただですね。。。。

 

勘違いしてほしくないのが、

『学問のすすめ』で福沢諭吉が伝えたかったのは、

「人間の平等」ではないということです。

 

では、何かというと。。。

ヒントはこの論文のタイトルにあります。

早速、次の名言を見てみましょう。


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人は生まれながらにして貴賤(きせん)・貧富の別なし。

ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、

無学なる者は貧人となり下人(げにん)となるなり


「学問のすすめ 初編 第一段落より」

現代語訳:

人は生まれた時から、貧乏だったり、お金持ちだったり、

身分の差が決まっているわけではない。

ただ、学問に励んで物事を良く知る人は、貴人となり富を得て、

学問の無い人は、貧乏となってしまい、使われるだけの人になる。

 

福沢諭吉が言いたいのは、「人間の平等」ではなく、

この部分です。

「天は人の~」のくだりは、

この部分につながってきます。

 

福沢諭吉は

「仕事や身分に差があるのは、生まれつきではなく、

学んだか、学ばなかったかにある」

と、言っているわけです。

 

ま、もっと簡単にまとめてしまうと、

「勉強しなさい」

と、いうことですね(笑)

 

この論文のタイトルが

『学問のすすめ』なので、当然といえば、当然ですよね。

 

さて、こちらの名言ですが、

(僕は名言だと思っているのですが笑)

あなたは、どのような意見を持ちますか?

 

「いやいや、生まれた家庭によって収入差があるんだから、

既に平等ではないし、スタートラインが違うでしょ!」

と、意見を持つ人もいるかもしれませんね。

 

たしかに、それはおっしゃる通りだと思います。

各家庭によって、教育レベルも違うし、

環境が違うのは、当然ですからね。

 

でも、福沢諭吉だってそんなことは

わかっていたと思います。

では、何を伝えたかったかというと、

 

「学べば人生を逆転することができる」

 

ということです。

これは、明治時代だけでなく、現代でも通る話です。

むしろ現代の方が、響く言葉ではないかと

僕は思います。

 

明治時代は、地域による差別も

たくさん残っていたでしょうし、

現在よりも、遥かに格差は大きかったはずです。

でも現代は違いますよね?

 

差別も少なくなり、奨学金などの制度も整い、

状況だけみれば、現代の方がずっと改善されています

 

自ら進んで学び、技術や知識をつければ、

プロのスポーツ選手や、研究者、になることも

不可能ではありません。

 

特に現在はインターネットの普及によって、

誰でも簡単に、情報を得ることができるようになっています。

「簡単に情報を得ることができる」

と、いうことは、知識を簡単につけることができます。

結果、チャンスを得る機会が増えることになります。

 

現在の状況を、活かしきれば

たとえ資金がなかったとしても

実業家になることすら、夢ではありません。

 

この状況を、活かすも殺すも自分次第なわけです。

「学び」が自分の人生の質を左右する

重要事項であることを、

福沢諭吉は明治時代に、教えてくれていたわけですね。

 

こちらの動画でも、『学問のすすめ』について、

面白おかしく、大雑把に(笑?)説明してくれています。



 

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、

人に依頼する者は必ず人を恐る、

人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり


「学問のすすめ 三編 第五段落より」

現代語訳:

独立の気力がない人は必ず人に頼る、

人に頼っている人は、必ずその頼っている人を恐れる、

そして人を恐れる人は、必ず人にへつらう(*)ものである。

(*)ゴマをする。お世辞を言う。気に入られるように振る舞う。

 

これはもはや、あまり説明がいらないかもしれませんね。。。

 

会社での社長と自分の関係、もしくは上司と自分の関係を

想像してみてください。

この名言にあてはまっていませんか?

 

と、言った自分にも、何か心にグサッと刺さった感じがしますが(汗)

 

厳しい内容ですが、正論すぎて、

反論の余地がありません。。。。

 

これは今の日本でも、まさに同じことがいえます。

アメリカと日本の関係を考えた時に、

日本は独立しているといえるでしょうか?

 

沖縄の米軍基地の件なんて、良い例ですよね。

日本はアメリカを頼っているし、恐れているし、

そして、こびています。。。

 

では、どうするのか?

 

福沢諭吉は

「一身独立して一国独立する」

と、いう言葉を残しています。

これは、「個人の独立ができてから、国が独立できる」

と、言っているのです。

福沢諭吉


安部首相も政策方針の演説で、

次のようなことを言っています。

「私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、

自ら運命を切り拓(ひら)こうという意志を持たない限り、

私たちの未来は開けません。

日本は、今、いくつもの難しい課題を抱えています。

しかし、くじけてはいけない。諦めてはいけません。

私たち一人一人が、自ら立って前を向き

未来は明るいと信じて前進することが、

私たちの次の、そのまた次の世代の日本人に、

立派な国、強い国を残す唯一の道であります。」

つまり、僕たちひとりひとりが

「自分は関係ない」

「誰かがやってくれる」

といった、人に依存する精神を捨てて、

自分で考え、行動するといった

「精神的な独立」

をする必要があるということですね。

 

と、こう考えると、

これまた、福沢諭吉は100年以上も前に、

僕たちにこの重要なことを、教えてくれていたことになります。

 

福沢諭吉の偉大さを、感じずにはいられませんね。

 

ふと気づいたら、たった3つの名言しか

紹介していないのに、いつの間にか

そこそこの長文に。。。(汗)

 

第1弾はとりあえず、ここまでとしたい思います。

続きの第2弾はこちら

福澤諭吉の『学問のすすめ』を現代語訳!彼の名言から学べるものは?

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